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吉澤武彦のメールニュース「Muzinzo」です。

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人と人

━━━━━━━━━━ Muzinzo vol.22 ━━━━━━━━━━
             人と人  ◆吉澤武彦◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
3日前、大阪大学の「日本人事情」という韓国人留学生向けの授
業で「韓国の事について取り組んでいる日本人」の一サンプルと
してお話させていただく機会をいただきました。

韓国に平和の火を届けた取り組みとワンコリアフェスティバルへ
の取り組みをそのきっかけから、取り組んだ具体的な内容、そし
てその中で自分が感じたり掴んだものを一サンプルとして正直に
紹介していきました。

特にワンコリアフェスティバルは僕が経験した事を言葉に変換す
るという作業をきちんと行っていなかったため、良い機会だと思
い、取り組んでいた時の自分のモードを確認しながら、それを言
葉にしていきました。

その中で、僕が掴んだ事の一つを「人と人」という言葉で表現し
紹介しました。

ワンコリアフェスティバルは在日コリアン、韓国人、日本人が混
ざり合って作り上げられたお祭りなのですが、開催日が近くなる
につれて、それぞれの業務や責任が増え、フェスティバル当日を
ピークにみんな「ひっし」な状態になりました。

業務を依頼したり、情報を共有したり、状況を察して動いたり、
心を一つにしながら、同じ「夢」に向かってそれぞれが思考を巡
らせながら取り組んでいきました。そして、フェスティバルが終
わり、ビール片手に乾杯をして、肩を組みながら笑いあい、達成
感を共に称え合う時間を過ごしました。
やがて宴は終わり、帰宅し、いつもの自分に帰った時にふと思い
出しました。

「彼らは在日コリアンであり、韓国人であり、そして僕は日本人
である」と。

つまり忘れていたのです。

ただ、僕はその忘れている間はいつもより幸せで楽しかったの
です。

そうするとこんな疑問が浮かび上がりました。

果たして、お互いの国籍や社会的な肩書きや歴史観を忘れている
時の関係と覚えている時の関係はどちらが人にとって自然でより
本質的な関係(状態)なんだろう?

皆さんはどちらだと思いますか?

一般的には社会常識として歴史や文化を学びその上で関係を
築いていくといったような事が謳われているので後者が正しいか
のような風潮があると思います。

しかし僕は前者の「忘れた方」だと思いました。

なぜなら、僕は確かに忘れてしまったからです。という事は忘れ
てもいい「付け足しの知識」なのだと思うのです。

もしかしたらこの「付け足しの知識」こそが、様々な問題の原因
なのかも知れないとすら思えてきました。

人は本来「人」というオーガニックな存在であるのにもかかわらず、
生まれてからこの「付け足しの知識」を常識や教養として日常
生活の中でたくさん上塗りしていきます。そして知らないうちに、
その知識を通してしか物事を見たり、判断する事ができなくなって
しまいます。そうやって「付けたしの知識」にとらわれてしまう事
こそ、人を幸せから遠ざけるものなのではないでしょうか。

かといって僕はそれら知識を捨ててしまったり、得る事を辞めて
しまう事が良いとは思いません。
むしろ、そういった知識も大切な意味のある存在であり、理解し
向き合う事も必要であるとすら思います。

大切なのは「付け足しの知識」を通して見ているという事を認識
できる一回り大きな自分を持ち、そんな自分を冷静に観察しなが
ら人と人の間にある幸せに満ちた本質を見失わない事なのだと
思います。

「付け足しの知識」にとらわれる事がなければ僕らはどんな人
であろうと幸せに満ちた「人と人」になれるのです。

そう、僕らはそもそも「ただの人と人」なのです。

そんな事をこのワンコリアフェスティバルやその前に関わった日
系ブラジル人の方々と開催した「フットサルマラソン」から僕は
掴みました。

こんな事等話をしながら授業を進めていくと、最初の方寝ていた
男の子も最後の方では割と興味深く話を聞いてくれました。
終始和やかな雰囲気で質問なども積極的にしていただき、10人程
の小さな授業は好評のうちに終える事ができました。

ここまでこの原稿を書いた時、その授業で話を聞いてくれていた
学生からメールが届きました
慣れないながらも一生懸命話した内容が何とかいい形で伝わって
いたようで嬉しいです。
機会をいただきました埋橋先生、ありがとうございました。

*********************

先日、大阪大学のKOSMOSの授業でお話を聞かせていただきま
した、大阪大学法学部国際公共政策学科1年●●●●と申します。

たいへん貴重なお話をありがとうございました。
吉澤さんの考え方や行動力には本当に刺激されました。
実際にさまざまなことを御自身で切り開いてきた経験からくる言
葉には、これほどの重さがあるのかと実感しました。

私は以前から国際関係に興味があり、何かそれにかかわる活動を
したいと思っていました。しかし、私はなかなか自分の考えを実
行に移すことができず、なにかしら自分で理由をつけて、自分か
らアクションを起こすことができずにきました。最近ではずっと
このまま何もせずに、諦めてしまうのではないかと焦りも感じて
いたところでした。
吉澤さんの自分のビジョンを行動に移す実行力にはたいへん驚き
ました。自分を信じて前に進んでいる姿は本当に素敵だと思いま
した。自分にはないもの、そして憧れているものを持っておられ
る方だなと感じました。

お話の中で、「縁」の大切さをおっしゃっておられましたが、私も
本当にそう思います。吉澤さんのお話を聞かせていただけたことも、
何かの縁なのだと思います。今、刺激をうけた思いをこのままにし
てをくのではなく、実際に行動に移したいです。

吉澤さんの活動は私が将来進みたいと考えている方向と近いもの
だと感じました。もし何かお手伝いできることがあれば、どんな
ことでもしたいので、ご連絡をいただけるとうれしいです。

吉澤さんの今後のご活躍をお祈りしています。

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 編集後記
────────────────────────────
この授業の前日に以前この「Muzinzo」でも紹介したエクマット
ラの渡辺大樹君と会い、一緒に会った他の仲間と共に、いろんな
事を一晩中語り明かしました。
毎月僕が第2日曜日にOK Cafeという会を開催している場所「朱夏
/天劇キネマトロン」で話をしていたのですが、そこは映画館を併設
していて、そこで彼らがバングラディシュで制作した映画「アリ地
獄のような街」の約1週間の上映が年末に決定しました。
ちょうど来月OK Cafeを開催する12月13日に渡辺君が再び大阪
に来る予定なので、OK Cafeの前にその上映を記念して上映会と
トークショーを開催する事になりました。
8年前、大学を卒業した彼は、たった一人でバングラディシュに行
き、そこから本当にたくさんのものをバングラディシュの中で生み
出していきました。ぜひ彼の感性に触れてみてください。

【渡辺大樹君を紹介したMuzinzo】
http://muzinzo.blog47.fc2.com/blog-entry-8.html

【エクマットラ】
http://ekmattra.org/

【アリ地獄のような街】
http://www.arijigoku.net/

【OK Cafeについて】
http://www.c-do.jp/


<上映会&渡辺大樹講演会>

日時:12月13日(土)11:00~13:15
場所:朱夏/天劇キネマトロン(大阪市北区中崎西1-1-18)
    http://tengeki.mh5.mp7.jp/
参加費:1,000円
申し込み:omoushikomi@c-do.jp 
※件名「アリ地獄講演会申込み」でお願いします。


<朱夏/天劇キネマトロンでの上映スケジュール>

上映期間:12月23日~12月31日
上映時間:【平日】20:00~、
       【土日祝日】15:00~、19:00~
鑑賞料金:1,000円
上映時間:82分

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★このメールニュースは転送、転載大歓迎です。
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プロフィール

吉澤武彦

Author:吉澤武彦
日常全てが夢である

360°の方向性と
無限大の可能性を心と体全体に感じながら

自由に

大きく

繊細に

大胆に

この地球というキャンパスに

おもいっきり表現していきます。

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FMわいわいで2010年3月1日に放送された内容です。キャンドルナイトワンピースとTENSEIブーメランの事について紹介しました。
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