吉澤武彦のメールニュース「Muzinzo」です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

49日間の物語

バウさん


━━━━━━━━━━ Muzinzo vol.81 ━━━━━━━━━━
      49日間の物語  ◆吉澤武彦◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月5日、わが師、バウさん(山田和尚氏)が亡くなりました。

このメールニュースでも毎度のように紹介してきたバウさん。
みなさんにもバウさんの訃報を伝えたいとも思いましたが、
結局今まで時間がかかりました。

訃報を聞いた日から激動の日々が始まり原稿を書く時間がなかった
こともあるのですが、それよりも、私には、バウさんの死について、
どう言葉にしたらいいかわからなかったのです。


人生をかけて、一言一言、言葉をじっくり選びながら丁寧に
表現したいそういう出来事なのです。

そんな『言葉にできない』気持ちの中にいるのですが、
バウさんから最後に託されたことをお伝えするために、
今日は久々にメールニュースを発行させていただきます。


****    **** 
 

12月28日21時59分。
バウさんから1本の電話がありました。
※○がバウさん


○「ちょっとええか~。たけちゃんに2つお願いしたいことがあるんだわ」

「はい」

○「ワシはもう、そんなに長くない。1年はもたん。」

「えっ」

○「ワシが死んだら、通夜も葬式もせずに、御茶ノ水にある山の上ホテルで
『お別れ会』をやってほしいんだわ。ワシが好きな曲、10曲選んでおくから
 その曲をみんなに聞いてもらいたいと思ってる」

「は、はい。」

○「2つ目は・・・、あかん、忘れた、なんやったかなぁ。う~ん。
(10秒後)あっ、思い出した!」

「よかったです(笑)」

○「『チベットの死者の書』って知ってるか?」

「聞いたことはありますが、内容についてはよく知りません。」

○「南アルプスの麓に住んでいて、ワシの犬を預かって飼ってくれている
 おおえさんって方が、日本語に訳して日本に初めて紹介したチベットの
 経典なんだけど、死んだ後、死者の魂が49日間にどんな経験をするか
 そこに全部書いてある。ワシの死を題材にしてその解説本を
 作ってみんなに紹介して欲しいんだわ。新宿にダライ・ラマ
 事務所があって、そこに行けばチベットのお坊さんに会えるから
 そこのお坊さんと共著でその解説本を作ってほしい。もしかしたら
 ダライ・ラマ法王からメッセージもらえるかもしれん。」

○「たけちゃん、どうや?」

「えっ・・・、『チベットの死者の書』について、正直あまり知らないので
 不安はありますが、お別れ会と本の件、喜んでやらせていただきます。」

○「そしたら、たけちゃんの都合のいい時、一回打ち合わせやろか。
 こっち来れる3日くらい前に連絡ちょうだい。その日に合わせて
 呼吸を整えて、打ち合わせできるように体調を整えておくから」

「わかりました」


****    ****   


このやりとりの1週間後、打ち合わせができないままバウさんは亡くなりました。

バウさんは長くない、それは私も分っていました。

次の打ち合わせの時、めいっぱい話をしよう、そう思っていた
のですが、それは実現できませんでした。

だから、半分くらい覚悟ができていたが、半分くらいは
受け入れることができない自分がいました。

バウさんの訃報の電話をカーシェアの事務所で受けてから、
身支度だけして仙台行のバスに飛び乗りました。

新幹線で埼玉県に向かいながら、そのままのスピードで49日間を
走り続けてきたように思います。

バウさんから託された2つのこと、特に私が力を注がなければ
いけないのは、2つ目の『チベットの死者の書』についての本だ
ということが、私には、はっきりしていました。

49日の時に行う「お別れ会」で参加される方々の手元にそれを届けることに
照準を合わせて、既に取り寄せていたCD版の『チベットの死者の書』を
移動中は常にiphoneで繰り返し聞き、時間を見つけて関連書を読み漁り
理解を進めていきました。

そして、ダライ・ラマ事務所(正式にはダライ・ラマ法王日本代表部事務所)
を訪れ、そこで紹介いただいたチベット仏教普及協会の
クンチョック・シタル氏の元に毎週末石巻から通いながらアドバイスを
いただき、最終的に本の監修まで引き受けてくださることになりました。

導かれるように出会い、チベット仏教の研究もされていた田口ランディさん
『チベットの死者の書』のCDをプロデュースされたことのある谷崎テトラさん、
翻訳本で日本に紹介したおおえまさのりさんにも時間を作っていただき
アドバイスいただきました。

バウさんが生前好きだった曲を自分なりに21曲選び、繰り返し
聞きながら原稿を作っていきました。

表紙を含む本の全体的なデザインは、弟子屈のトシさん
(トリオデザインのフジワラトシカズさん)が連日夜中まで作業してく
ださいました。

そして、お別れ会の始まる2時間前、完成した冊子は会場にギリギリ
セーフで到着しました。

私が会場に到着すると、誰かが祭壇に一冊置いてくださっていました。

「バウさん、なんとか間に合いましたよ!」

そう思いながら、祭壇に飾られていた特大バウさんを眺めました。

お別れ会にはたくさんの方々が山の上ホテルに集い、その一人一人に
冊子を手渡すことができました。

それにしても、本当にいろんな方が集まってくださいました。

来られた方からそれぞれお話を伺っていったのですが
みんな一人一人がバウさんとの特別な物語を持っていました。

バウさんと出会ったばかりの頃、バウさんは『縁起』について話
をしてくださった事がありました。

「全ての事は縁から起こる」

会場に集まった方の数だけ、事が起こったんだろうなぁとみなさんの
話を聞いていて思いました。

お別れ会の様子と、会で流したバウさんのお気に入りの10曲を
OPEN JAPANのブログで報告したのでよかったら聴いてみてください。
一つ一つの曲が、本当に味わい深い曲なのです。さすがバウさん。

【バウさん、いってらっしゃい!』
http://openjapan.net/11201


自分の死でさえ、それを使って後に続く人たちに何かを渡そうとした
バウさんの想いのこもった冊子。
生前バウさんは、「一緒に本を出そう」と、言ってくださっていたのですが、
それが実現した私にとってもかけがえのない冊子。
ぜひ手に取って読んでいただけると嬉しいです。


バウの道中記
~『チベットの死者の書』49日間の物語~

価格:300円(送料別)
送料とサンプル:http://openjapan.net/more/bowbook
お申込み:otoiawase@openjapan.net
※お名前、フリガナ、ご住所、電話番号、e-mailアドレス、購入数、
 何でお知りになったかをご記載の上ご連絡下さい。


****    ****   


お別れ会の翌日、出来上がった冊子を持ってダライ・ラマ事務所
に再び行きました。
ダライ・ラマ法王からのメッセージをいただくための打ち合わせを
行うためでした。

責任者のルントック氏はできる限りの協力は行うと言ってくださいました。
ただ、法王様やその側近の方が内容を確認し、メッセージを送るかどうかの
判断ができるよう英訳したものが必要とのことでした。

ということで、第二版はダライ・ラマ法王のメッセージ付で作れるように、
英訳を進めることになりました。
英訳にもしご協力いただける方いらっしゃいましたら、
ご連絡いただければとてもうれしく思います。

では、バウさんから預かった最後のプロジェクト、『49日間の物語』を
広める活動を心を込めて進めてまいります。
応援よろしくお願いします!


最後に、『49日間の物語』の1日目をご紹介します。

バウさんのお気に入りの曲を聞きながら読んでいただけると嬉しいです。
http://openjapan.net/11201


****    ****   


バウの道中記
~『チベットの死者の書』49日間の物語~


1月5日 午前7時10分頃。

「とうちゃん、いってきまーす。」

「おう、早く帰って来いよー。」

玄関を出ていく芳美を、バウは、居間からいつものように声をかけて見送った。

朝のニュースの左上に表示されている時間を確認し、テレビのスイッチを切った。

「そろそろ迎えの時間だな。ゆっくりロビーまで行っておこう。」

バウは10年ほど前から週3回の透析を続け、この3カ月ほど病院までの通院が
つらくなり、送迎サービスを利用していた。この日も朝から、迎えに来て
もらうことになっていた。

いつもの赤いジャンバーに腕を通し、玄関に腰をおろし、ゆっくり靴を履き、
手すりに手を伸ばした。

「ほっ!」

勢いをつけて立ち上がり、玄関に立てかけている2本の杖を手に取って、ドアを開けた。
表に出て、ポケットから鍵を取り出し、ドアに鍵をかけて、振り向いて一歩足を
出そうとした時、急に目眩がバウを襲った。

「あれっ…」

ドタン!

薄れていく意識の中、

「あかん!まだ、死なん!まだ、死なん!」

そうつぶやき続けた。

今まで何度か、死の入り口に立ったことがあった。しかし、いつもこの言葉を
繰り返すことで、死の淵から戻ってくることができた。

「山田さん、大丈夫ですか!」

近所の住人が、バウの倒れている姿を見つけ、救急車を呼んだ。

心臓マッサージなど、懸命な救命処置が行われたが、その甲斐なく9時17分バウは死んだ。

**   **   **    **

チカイ・バルド(死の瞬間のバルド)


「まだ死なん…まだ…」

呟くことができない意識の深淵に入っていった時、生まれた瞬間の世界が目の
前に現れた。若いころの母親と産婆さんらしき人が見えたと思ったら、人生を
一瞬のうちに再体験した。2度目の死を迎えた瞬間、強烈な光の世界が全体に
広がった。自分自身が光を放っているようで、世界全体から光に照らされている
ようで、その境界線がどこにあるかわからない。追体験と強烈な光を続けざまに
体験し、ただ困惑している意識だけがそこにはあった。

やがて、バウは気づいた。

「これが、死か…」


光の世界で、バウの意識は困惑し、自分の死を受け入れることができないでいた。
死期が近いのはわかっていて覚悟もしていた。しかし、死ぬまでの準備を
もう少しだけやっておきたかったのだ。

「戻りたい…」

そう呟いた。

すると、光が次第に鈍くなり、新たな風景が広がった。そこは病室だった。

「とうちゃん!」

自分の側にうずくまる芳美と、それを見つめる兄と姉が見えた。

「かあちゃん!」

叫んでも、バウの声は芳美には届かなかった。
自分の身体を眺め、もう戻れない現実を目の当たりにした時、バウの意識
に悲しみが溢れてきた。


少ししてから、芳美が病室を出た。そしてカバンから携帯電話を取り出し、
電話を掛ける様子をバウはじっと見つめていた。

「あっ、もしもし、タケちゃん!」

石巻のタケに連絡したことが分かった瞬間、バウの意識は電話を受けた
石巻のタケの元に瞬間移動した。

「もしもし。」

「年賀状ありがとうね。写真も一緒に送ってくれて、2人で写ってる写真は
すごく貴重なのでありがたかったです。」

「いえいえ、送るのが遅くなってしまい、すいませんでした。」

芳美は、少し沈黙して続けた。

「実は…山田バウが、今朝亡くなりました。」

「えっ!」

バウは、一部始終を眺めながら、今、自分がやった瞬間移動に驚いていた。

「これが、噂の意識の瞬間移動か。身体がなければ、人間の意識は
一瞬でどこへでも行けるということか。」

深刻な顔をしているタケの顔色を眺めながら、バウは語りかけた。

「タケちゃん、あとは頼んだぞ。最後の打ち合わせはできんかったけど、
大体のことは話しておいたから。あとはタケちゃんの思うようにやってくれたらええ。」


12月28日21時59分。

タケはバウから一本の電話を受けた。その時、バウは自分がもう
そんなに長くないということを伝え、2つのことをタケに託したのであった。

自分が死んだら葬式はせずに、御茶ノ水にある山の上ホテルで「お別れ会」
を行い、そこに集まってくれた人たちに自分のお気に入りの10曲を贈って
欲しいということ。

そして、自分を題材にして「チベットの死者の書」を多くの人に伝えて
欲しいということだった。

「チベットの死者の書」は、死後49日間に死者の魂が経験する出来事について
書かれたチベットの経典である。タケはそれについて、ほとんど知識を
持ち合わせていなかったが、それも分かったうえで託してくれたバウの気持ちを
受け止め、二つ返事で引き受けた。

年が明けてから一度打ち合わせをする予定だったが、その打ち合わせは実現しない
ままこの日を迎えたのだ。


「とうちゃん!」

自分を呼ぶ声を聴いた瞬間、バウは病室に戻っていた。

バウは、自分の聴力が極めて研ぎ澄まされていることに驚いた。生前は、片耳の
聴力を失い、もう片方の耳も、とても聞こえづらい状態だった。それが、今では
自分に話しかけられた言葉は一言一句クリアに聞こえるようになっていた。

バウの魂が身体を離れても、聴力と意識は繋がっていた。他の身体の感覚は
全くなかったが、音だけは直接バウの意識に響いたのだった。

病室では、バウの身体に語り掛ける芳美に、バウの兄が葬儀について話を切り出した。

「芳美さん、葬式とかの準備はどうしますか?」

「とうちゃんは生前、葬儀はやらないって言っていたので、式は行わないことにします。」

バウは、その言葉を頷きながら聞いていた。

「それでいい…」

そう呟いた瞬間、バウは再び強烈な光に包まれた。

たいていの魂は、この光で3日ほど気絶し続けるという。死後の混乱と恐怖で
覆いつくされた死者の意識にとってこの光は、驚きと恐怖に他ならないのである。

バウの意識は、先ほどの混乱はなかった。何故なら、生前「チベットの死者の書」
を読み、その光の意味が分かっていたのだ。

「この光こそ、ワシという存在の本当の姿。この光を恐れず、抵抗せず、光に
融け入ったら、ワシは成仏できるというわけだ。」

「…まだ、もう少し、ここに居たい。」

再び視界が開けてくるのを待ち、この日、バウは瞬間移動で様々な人たちに別れの
挨拶を告げに行った。

共に動いた友人たち。
おもいっきり叱った若い衆。
喧嘩別れした、かつての同志。
そして、家族。

バウの意識は、常に過去と共にいた。一瞬でその時代に戻り、追体験をすることが
できた。また、人の心の中にも入っていくことができた。その人が何を思い考えた
のか全て知ることができた。そうやって自分の人生の行い一つ一つを自分の視点
と他人の視点から見つめていった。

夜、バウはカナダのビクトリアにある湖の湖畔にいた。
カヌーと初めて出会った場所だった。
湖には、きれいな満月が映っていた。

「やっぱり、迎えに来てくれたんだね。」

バウの人生の節目は、たいてい満月の日だった。バウは、いつも月を見かけると
語り掛け、お月さんと特別な関係を自分の中で築いていったのだった。

この夜バウは、大好きな満月を眺めながら、自分の死を少しずつ受け入れていった。


(死後4日目の途中までは、下記のサイトでサンプルで読めます。)
http://openjapan.net/more/bowbook

────────────────────────────
 編集後記
────────────────────────────
このメールニュースもバウさんが私に提案してくださったことでした。
『無尽蔵』という名前もバウさんが付けてくださいました。

バウさんもブログで紹介してくださいました。
http://www.peace2001.org/2006/main/bow/20090518_bow_01.html

なんだか、私はいつもバウさんの期待に応えてこれなかったなぁと
自分の不甲斐なさを今、しみじみ感じています。

この8年間、私はスポンジになったつもりで、バウさんから様々な
事を学んできました。結局、最後までバウさんは私には計り知れない
大きな存在でした。

バウさんと別れた今、出会った時と同じように、私自身にターニング
ポイントが訪れたと感じています。

これからは、バウさんから学んだことを心に抱きながら、
私なりの人生をしっかりと歩んでいきたいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇Muzinzoの登録・停止◆

登録:件名に「Muzinzo購読希望」と明記し、お名前・配信を希
望するアドレスを記載の上takehiko@gaea.ocn.ne.jpまでご連絡
ください。

停止:件名に「Muzinzo配信停止希望」と明記し、お名前・配信
を希望するアドレスを記載の上takehiko@gaea.ocn.ne.jpまでご
連絡ください。

────────────────────────────

◆◇◆Muzinzo発行◇◆◇

吉澤武彦 Takehiko Yoshizawa
TEL:070-5654-1538
E-mail:takehiko@gaea.ocn.ne.jp
twitter:takehiko_y
facebook:http://facebook.com/takehiko.yoshizawa

バックナンバーは下記で確認できます。
http://muzinzo.blog47.fc2.com/
★このメールニュースは転送、転載大歓迎です。
スポンサーサイト

石舞台は誰の墓?

健康道場Sala Santiの清水さんに、秋に開催した『飛鳥の記憶』の報告を会報誌向の寄稿を依頼され、原稿を書きました。
まとめたかったけど、時間がなかったのでちょうどよかったです。その内容を以下にご紹介します。



石舞台は誰の墓?
~時空を超えた『飛鳥の記憶』に触れてみて~

「多くの人たちに『飛鳥』に関心を持ってもらいたい」

山田バウさん(元・神戸元気村代表)のこの言葉から始まった奈良県明日香村の遺跡を巡る合宿『飛鳥の記憶』。エドガー・ケイシー製品を扱う光田菜央子氏((有)テンプルビューティフル社長)の協力のもと10月4、5日の日程で開催することができました。

明日香村は飛鳥時代が凝縮された村で地元のガイドの方と巡るだけで充分面白いのですが、私たちは、京都の高麗美術館の理事であり渡来文化研究家の鄭喜斗氏、チャネラーのレリア氏(以下、郷さん)、中村俊一氏(以下、俊さん)という、普通の観光ガイドとは視点も情報ソースも違う3人の方と共に明日香村を巡る合宿を企画しました。

飛鳥時代をひも解き、渡来系の人達の存在感の大きさを知り、ボーダーレスであった時代を感じることを主軸の一つに置いたのですが、今回はサラ・シャンティさんの会報誌ということもあり、もう一つの軸であるスピリチュアルな側面から、この取り組みについて紹介したいと思います。


不確かなものを確かなように学ぶ歴史感

まず、古代史に触れて一番の私の発見は『実は、古代はまだまだ、わかっていないことだらけ』ということです。古代解釈のベースとなっている日本書紀は藤原不比等という中臣鎌足の次男が編纂したもので、時の権力者の視点で記述され、更に編纂後いろいろと手を加えられているとされています。また、現代の発掘調査もここ最近(50年程)の動きであり(高松塚古墳1972年~、キトラ古墳1983年~)まだまだ進んでいないのが実情なのです。

つまり、不確かなものを確かなもののように私は歴史を学んでいたことに気づき、少し年を重ねた今、改めて思うのは

『古代(飛鳥)にはロマンがある!』

ということでした。

前日の祈り

さて、石巻のカーシェアリングの活動の合間に、色々とついでを作り(関西から車を運ぶ途中に明日香村に立ち寄るとか)、夏の初めごろから明日香村へ足繁く通い準備を進めていきました。
開催日程が、ちょうど大型台風が上陸する日程にばっちりはまり、光田さん、ゲストの方々と前日入りした時、一つの興味深いことが起こりました。

「明日香村に着いたら行けと言われているところがある。」

ゲストの一人である俊さんが、(存在の)『声』を聞きそう言っていて、前日入りしたメンバーでその『声』に導かれるままに行きました。

「ココだな・・・」

俊さんの祈りが始まった場所は、神社の脇にある普通の小道。祝詞が響くと郷さんがそれに呼応するように、チャネリング状態に入り(一見、酔っぱらったような様子)、私たちを順番に整列させて、普通の小道で祈りが始まった。近くに灯っていた神社の照明は、バチッと音を立てて消えてしまいました。

あとで郷さんが教えてくれたのですが、

「よくぞこの企画を実現させた」という風なことをその場の存在が言っていたと聞き、少しうれしく思いました。そんな感じで、合宿の始まる前から不思議さに満ちていました。

災害のない場所、明日香村

当日は、台風は間違いなく接近&直撃しているものの、不思議なことに全く影響を受けず(雨すら降りませんでした)、実施されました。地元の方々から、「明日香村は歴史上、災害にあったことはほとんどなく、ここに住んでいると防災意識がほとんど生まれない。」といった話を聞きました。それを参加者全員で目の当たりにしたのでした。

実施したプログラムは次の通り

1日目
1. 地元ガイドから、飛鳥時代について概要説明
_MG_5099.jpg

2. 渡来文化からみた飛鳥時代説明
_MG_5122.jpg

3. 飛鳥劇団「時空」による演劇「大化の改新」
_MG_5214.jpg


4. チャネラー2人+光田菜央子さんのトーク
_MG_5248.jpg



2日目
1. 地元ガイド&ゲストと一緒に遺跡巡り
_MG_5369.jpg

2. シェアリング
_MG_5427.jpg



定説を覆す、メッセージの数々

プログラムの中で出てきたスピリチュアルメッセージの一部を紹介します。

・今よりも7倍強いエネルギーが明日香村には存在した。人々はそれを感じ、この地を選んだ。
・飛鳥の時代はルネッサンスのような時代(新しいものを受け入れ、表現豊かな時代)
・一つ一つの石像物に深い信仰心や意味など感じられないものが少なくない。
石の使い方が明日香だけの独自性があり、それが以降の日本で継承されていない。継承されていないのもの代表が、石の噴水と水路
・石舞台古墳は蘇我馬子の墓ではない。明日香に集まるエネルギーが放出される場所。
 他の古墳群の象徴的なモニュメント(他の古墳が荒らされないためのカモフラージュ)
・甘樫の丘に蘇我の邸宅はなかった。
・聖徳太子は何人もいた。
・聖徳太子とキリストは関係がある。

トイレ前のエネルギースポット

「今回の企画の大きなテーマである”明日香村/ボーダーレス”を感じとれるスポットはココだと思う」

俊さんが示したのは、とある民家のトイレの前。よく見るとアスファルトに小さなくぼみが生まれている。
遺跡巡りのフィールドワークの中で、そのポイントに一人ひとりが立って、飛鳥のエネルギーを感じていただきました。中には、自分が過去世で明日香村に住んでいて、家族を残して離れるつらい経験をしたことをそこで思い出した人などもいました。


歴史調査にスピリチュアルを導入する社会的な包容力を

今回の取り組みを通して、改めてスピリチュアルを歴史調査に導入するのはとても面白い試みだと思いました。

先に紹介したように簡単に「定説」を覆してしまうのです。歴史書や遺跡からは、なかなか生まれない大胆な発想がそこにはあります。

「知識」ある人は、裏付けを並べ立て、そうした新しい説を攻撃し、スピリチュアリティ自体について不信をたたきつけるかもしれません。
そういう意味では、今回ご協力いただいたゲストの皆さんは、勇気をもって協力いただいたと思います。

ただ、私は、今私たちが学んでいる歴史そのものに真実はないと思えてしょうがありません。どのみち、不確かな世界なら、私は「真面目に」歴史をひも解く活動にスピリチュアリティを生かしてみてはどうかと思っています。

当然そこには、安定性や正確性がない場合も多いでしょう。しかし、正攻法のやり方では辿り着けないショートカットが生まれるような気がします。そして、少なくとも夢と発想が広がり人々の関心が集まることは間違いないと思います。

人の能力、社会の中で活かせるものは、活かしていかないと!

チャネラーの方々に協力いただけるようでしたら、私はぜひこの続きを行いたいと思います。

飛鳥の記憶

━━━━━━━━━━ Muzinzo vol.80 ━━━━━━━━━━
        飛鳥の記憶  ◆吉澤武彦◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年、私は奈良県明日香村に3回足を運びました。

石巻で相変わらず活動を続けながら、関西での用事やお盆の帰省
の折に時間を調整して訪れました。

行ってみて分かること、それは本当に小さな村だということ。

その小さな村にあの「大化の改新」の現場や、
日本最古のお寺、古墳や天皇陵が所狭しとあるのです。

京都のように当時の事が記された文献がちゃんと残ってなくて
あるとすれば、当時の権力者が編纂した日本書紀。
発掘調査もまだまだ進んでいない。

発掘された古墳の中の壁画は朝鮮半島にあるものと同じもの。

私達のルーツともいえる古代は、本当はどういう時代だったのか、
興味を向けたらとても面白いのです。


**  **  


「飛鳥に関心を向けてほしい」

きっかけは、山田バウさんからのそんな言葉からでした。

そして、バウさんの話を一緒に聞いていたテンプルビューティフルの
光田菜央子さんと一緒に明日香村を訪ねるツアーを行うことにしました。

明日香村のベテランガイドの方、渡来文化研究家の方のお話を
聞き、更に3人のチャネラーにその土地に残る記憶にアクセス
いただき飛鳥時代を読み解くというツアーです。

私的には、めちゃめちゃ贅沢で心躍るツアーです。

実は、先月から案内を始めており、私がバタバタして案内できていない
間に、既に一度定員に達してしまいました。
ところが3名キャンセルが出ましたので、私と縁ある皆さまに案内できる
チャンスができたと思って発信させていただきました。

この機会でなくても、ぜひ一度は明日香村を訪ねて、
この国のルーツを感じてみてください。

これは、結局のところ「自分とは何か?」ということを追及する
ようなものであると私は感じています。

ぜひ、飛鳥に関心を向けてみてください。


**  **  

(以下「毎日がエドガー・ケイシー日和」より抜粋)
http://caycegoods.exblog.jp/22479049/

飛鳥の記憶
~遺跡ガイド、渡来文化研究家、サイキックと明日香村を巡る1泊2日の旅~


今も尚、解明されない謎の多い飛鳥時代。

この時代は、伝え残すための漢字や寺院などの建設技術が
導入され、更には国の基礎が築かれた画期的な時代です。
さらに朝鮮半島や中国とも深い交流があり、人も物も国境を
越え混ざり合っていました。さらには現存する遺跡を見る限り、
当時の人は、海外とだけではなく、神々や宇宙、自然霊とも
ボーダレスで繋がり、今より大きな世界観の中で生きていた
のではないでしょうか。

この明日香という小さな村を舞台に当時の人はどのように
生きていたのか?
数々の不思議な遺跡は何のために作られ、何を語っているのか・・・? 

10月4日(土)-5日(日)の2日間では、そんな『飛鳥の記憶』
を考古学、渡来文化スピリチュアルといった3つの視点から探って
いきます。明日香村を共に巡り、私たちの起源がいかにボーダー
レスだったか垣間見ましょう。


2014年10月4日(土)14時現地集合-10月5日(日)15時現地解散予定
1日のみの参加も受付


だいたいのスケジュール
(※スケジュールは調整中のため変更する場合があります)

2014年10月4日(土)
14時~15時 飛鳥資料館集合(到着後、15時まで資料館内で展示物
を観覧しながら、かつて明日香村に吹いていた風を感じましょう)
15時頃 飛鳥資料館から祝戸荘に車で移動
15時20分~16時20分 飛鳥時代についての概略説明
16時30分~17時30分 飛鳥時代における渡来文化について
17時40分~19時00分 夕食
19時00分~19時45分 演劇『大化の改新』(劇団時空)
20時00分~21時30分 飛鳥遺跡について 3人のサイキックによるスピリチュア
ルトーク 
21時30分~ 入浴、睡眠


2014年10月5日(日)
7時30分~ 朝食
8時30分 ロビー集合 グループに分かれ、遺跡探訪
12時30分 各グループごと祝戸荘再集合
12時30分~13時30分 ランチ
13時40分~14時30分 講師と参加者によるボーダレストーク
15時頃  飛鳥駅までの送迎出発
*天候や当日の流れで予定の内容と時間がずれることがあります。


<講師紹介>

【遺跡・資料を基に飛鳥時代を語るお二人の方】
●鄭 喜斗(チョン ヒドゥ)先生 (高麗美術館常務理事)
1959年生まれ。奈良大学文学部史学科で古代史を学ぶ。父が「日本の
なかの朝鮮文化」を発行。その影響で早くから渡来文化の研究に入る。
日本で唯一の朝鮮半島の文化を展示、研究する機関、公益財団法人
高麗美術館の設立から参加。現在同法人の常務理事。

●木村三彦先生
昭和12年大阪府大阪市生まれ。
奈良県観光ボランティアガイド連絡会 会長
橿原市観光ボランティアガイドの会所属。
飛鳥京観光ボランティアガイド所属。

【明日香村に残る遺跡の謎に挑むサイキックの方々】
●高橋よしのり先生
東京生まれ。大学卒業後アニメーター、グラフィックデザイナーを
経てイラストレーターとなる。現在女性雑誌、Webページ等で活動中。
幼少期より人の感じられない不可思議な事を感知する能力を持ち、
近年ヒプノセラピーを受ける事により更にその能力が開花。特に人の
前世を読み解く力とハイヤーセルフとのコンタクトの力が備わる。
ブログ「前世からの旅立ち・遥かなる再会」

●中村俊一先生 (有)アルデバラン代表取締役
広島市生まれ。阪神大震災、日本海重油災害のボランティアに参加
したり岡山県内で講演会や子供達のフリーランド「島のワークショップ」
を企画主催。それらの活動の中で、自然とホリスティックな生命観や
宇宙観に基づいた考え方や技術に接し、ヒーリングやカウンセリング法
を独学で学ぶ。現在「衣は大薬」の理念を掲げ、自身の体験や知識に
基づき、草木染めの布ナプキンや下着などの肌に近い衣類を薬効手染めで
製造販売する(有)アルデバラン代表取締役として活躍する一方、知る
人ぞ知る審神(さにわ)としての顔を持っている。

●レリア先生 スピリチュアルヒーラー
幼少の頃より不思議な体験をする。ある日、自分自身の本質に触れ、
全てが繋がっている至高体験をする。ヨガインストラクターとして
長年健康な身体について指導を続ける。夫のガンをきっかけに様々な
療法やヒーラーと出逢い、心が病気と深く関わっていることに気づく。
学びと経験を活かしスピリチュアルヒーラーとして活躍中。



宿泊定員:30名  宿泊のシングルユースなし。男女に分かれ相部屋+3食付   
     (1日のみ、ユース参加は若干名のみ募集)

参加費:29,800円(1泊3食、飛鳥資料館集合以降の送迎つき)
    
    1日のみ参加(宿泊なし/*参加費変更しました)
    10月4日(土)のみ参加(夕食付)14時00分~21時30まで 13,000円
    10月5日(日)のみ参加(昼食付)8時30分~14時30分まで 9,000円     
   
    ユース参加費(中学生、高校生/ただし保護者同伴のこと))
     2日参加  上記参加費の20%引き(早割はありません)
     1日参加  上記参加費の30%引き(早割はありません)
     

★乗用車での参加を歓迎します。現地を巡る際、参加者の同乗が可能な方は
お知らせ下さい(乗車可能人数を教えて下さい)。参加費割引きさせていただきます。
  

宿泊先:国営飛鳥歴史公園内『祝戸荘』 
〒634-0121 奈良県高市郡明日香村祝戸303
Tel: 0744-54-3551 Fax: 0744-54-3552

★10月4日(土)14時~15時の集合場所(飛鳥資料館)
 http://www.nabunken.go.jp/asuka/inquiry/index.html 
アクセス
近鉄橿原神宮前駅、飛鳥駅から「明日香周遊バス(赤かめ)」で飛鳥資料館下車


【参加申し込み方法】
申込みフォームをご利用下さい。
https://asp.jcity.co.jp/FORM/?userid=cayce&formid=170


【振込先】
ゆうちょ銀行 記号 18160 番号 281981
口座名 飛鳥の記憶(アスカノキオク)
他の金融機関から 店名 八一八(読み ハチイチハチ)
店番 818 預金種目 普通預金 口座番号 0028198

【お問合せ先】
ご質問がある方は、メールでお問合せ下さい(担当:吉澤)
asuka(あっと)openjapan.net   送信時(あっと)を@に変更して下さい
 
主催:飛鳥の記憶
後援:(有)テンプルビューティフル    


────────────────────────────
 編集後記
────────────────────────────

今年の春に一人で石巻の活動を手伝いに来てくれた立教大学2年生
の津田 愛理紗さんが今月20日(土曜日)友人たちと
都内で石巻の取り組みを紹介する機会を作ってくれました。

私以外にも仮設自治会の連合組織「石巻仮設住宅自治連合推進会」
の内海事務局長、牡鹿半島蛤浜の活性化を導いている亀山さんも
来られます。

関西にいらっしゃる方は、今回紹介した「飛鳥の記憶」で
東京にいらっしゃる方はこの「石巻×東京祭」で久々に
お会いできたら嬉しいです。

<石巻×東京祭>
日時:9月20日(土)13時-16時
参加費:500円
会場:(株)NTT データ 豊洲センタービル 36 階
コンファレンスルーム
アクセス:東京メトロ有楽町線豊洲駅 徒歩 0 分

詳しくは
https://www.facebook.com/events/677446732348638/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇Muzinzoの登録・停止◆

登録:件名に「Muzinzo購読希望」と明記し、お名前・配信を希
望するアドレスを記載の上takehiko@gaea.ocn.ne.jpまでご連絡
ください。

停止:件名に「Muzinzo配信停止希望」と明記し、お名前・配信
を希望するアドレスを記載の上takehiko@gaea.ocn.ne.jpまでご
連絡ください。

────────────────────────────

◆◇◆Muzinzo発行◇◆◇

吉澤武彦 Takehiko Yoshizawa
TEL:070-5654-1538
E-mail:takehiko@gaea.ocn.ne.jp
twitter:takehiko_y
facebook:http://facebook.com/takehiko.yoshizawa

バックナンバーは下記で確認できます。
http://muzinzo.blog47.fc2.com/
★このメールニュースは転送、転載大歓迎です。

地図を持って

━━━━━━━━━━ Muzinzo vol.79 ━━━━━━━━━━
      地図を持って  ◆吉澤武彦◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先週、35歳の誕生日を迎えたのですが、今年は自分に誕生日
プレゼントを送ることにしました。

それは、『地図』です。
詳しく言うと『スーパーマップル東北道路地図(震災対応版)』です!

地図


目的だけ入れて、後は盲目的に音声に従っていくだけの
カーナビをできる限り控えようと思ったのです。

例え移動だけとはいえ、そんな時間の過ごし方、言い方を変えると
『生き方』を変えていこう思ったのです。

誕生日の前の日、一関市で打合せがあったので、誕生日プレゼントを
一日前倒しで購入し、早速地図で向かう事にしました。

石巻-一関間は何度か車で走っているのですが、ナビに従っている
だけで、はっきり言ってどんな道を走ったかは、全く僕の頭には
入ってませんでした。

ですので、地図を見てまず行き方を決めました。
ドキドキしながらいざ出発してみると、なんというか、
これがまた新鮮で面白い。

適度な緊張感を持ちながら、標識をちゃんと確認して、可能な限り
方角を把握しながら、ちょっとした決断を交差点ごとにやっていくのです。

気がつくと、風景をすごく観ている自分に気付きました。

打合せが夕方頃終わり、このまま石巻に戻るのはもったいないと
思ったので、地図を広げると『厳美渓』っていう峡谷があったので
そこに立ち寄ったりしました。

厳美渓


そして更に帰りは全然違うルートで帰ってみたのです。

のんびり帰っているとすっかり夜になってしまって、登米から
三陸道に乗ろうと思ったのですが夜間通行止めになっていて、
最後まで下道で帰る事になりました。
これがまた山の脇を走ったり、川辺の道を走ったり面白かった
のです。

その2日後、盛岡へ打ち合わせに行くことになり、それも
また地図で行きました。

しかも思いきって、高速道路を使わずに下道で行くことにしました。
(朝5時起きです)

盛岡の帰り位には、自分の中で自由度の幅が広がっていて、
花巻でぶらっと温泉に寄ってみたり、国道はつまらない
ので敢えて一本外れて県道を走ってみたりしている自分が
いました。

盛岡は一関の先にあるのですが、2日前に一関に行った時の
ルートは、ほぼ完璧に自分のものになっていました。

沢山の風景を味わうようになりました。
道路や川や地名を覚えるようになりました。
道路や風景に愛着まで生まれてきました。

一見便利に見えるものは
時間が短縮できるかもしれない
でも、そのおかげで大切のもの見逃しているかもしれない
そして、ちょっとした行為や習慣が生き方そのものに
大きな影響を与えているかもしれない

35歳は、地図を持って
高速道路よりも一般道で
国道よりも県道で
のんびり寄り道しながら
色んな所に行ってみようと思います!

────────────────────────────
 編集後記
────────────────────────────
カーシェアリングでEVの世界に入っていき、ITS(高度交通システム)
についての学習を最近始めています。ITS関係の一つのビジョンで、
目的だけ告げれば、車が自動で安全に最短時間で目的地まで
運んでくれる世界といったものもあります。
そのヴィジョンのいい所も当然あります。
しかし、それによって失うものも当然あるでしょう。
私達がどういう未来を目指せばいいか、いろいろ想像力を
働かせながら考えていきたいですね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◇Muzinzoの登録・停止◆

登録:件名に「Muzinzo購読希望」と明記し、お名前・配信を希
望するアドレスを記載の上takehiko@gaea.ocn.ne.jpまでご連絡
ください。

停止:件名に「Muzinzo配信停止希望」と明記し、お名前・配信
を希望するアドレスを記載の上takehiko@gaea.ocn.ne.jpまでご
連絡ください。

────────────────────────────

◆◇◆Muzinzo発行◇◆◇

吉澤武彦 Takehiko Yoshizawa
twitter:takehiko_y
facebook:http://facebook.com/takehiko.yoshizawa

バックナンバーは下記で確認できます。
http://muzinzo.blog47.fc2.com/
★このメールニュースは転送、転載大歓迎です。

最近元気のないあなたへ

━━━━━━━━━━ Muzinzo vol.78 ━━━━━━━━━━
    最近元気のないあなたへ  ◆吉澤武彦◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近、仕事や恋愛の事で相談を受ける機会が何度かありました。

そういえば、7、8年前にもそんな時期があり、当時始めた
ばかりのmixiに相談を受けていた人たちを想い、文章を投稿し
た事がありました。

その文章は、その当時マイミクだった出版社の社長にぜひ自分の
立ち上げたコミュニティで投稿してほしいと言っていただき、
投稿した所、驚く位反響があり、その後3年間位レスをいただき
続けていました。

その文章の事を今朝思いだし、久々にどんな文章だったか今の
自分の視点で読んでみようと思い、mixiにログインしてみると
なんとあれから7年以上経ったまさに今日、何らかの経緯でその
文章に辿りついた方からレスが届いていたのです。

少し不思議な気持ちになり、もしかしたら必要な人が
1人でもいるかもしれないと思い、少し恥ずかしさもあるのですが
今日はその文章をご紹介させていただきます。

オリンピックが決まり、日本中が有頂天になっている中、
そんな気持ちになれないあなたへ

まだ広告代理店で働いていた頃の27歳の私から



◆◇

『最近元気のないあなたへ』



仕事でだいぶやられているあなた

大好きな人に冷たくされ、すごく孤独を感じているあなた

何をやってもうまく行かず、途方にくれているあなた

一瞬元気になっても、またすぐ不安になってくるあなた

自分の未来が見えなくてどうしようもなく不安なあなた

周りが理解してくれず苦しんでいるあなた

今の状況に全然納得のいっていないあなた

全部当てはまっているあなた


エネルギーゼロだね。

ゼロだぜ!

ぷ。

笑えるね。

まずは自分の状況がはっきり言ってギャグだと思ってください。


おもしろいね。



でもね、人っちゅーのは弱いから魅力があるんだよね。

不器用だから魅力があるんだよね。

完璧じゃないから魅力があるんだよね。



僕は弱っている人はとても愛おしく思えてしまいます。

優越感とかじゃないよ。

美しいんだよ。人間って感じがして。

そして可能性に満ち溢れているんだよね。

だから僕はそういう人の側に行ってしまう。



そして、僕が確信しているのは、

弱いあなたよ

あなたは強い人なんだ

と言うこと。


そして、強いあなたよ

あなたは弱い人なんだ

ということ。


そして強いと思ってあこがれているあの人が

実はあなたなんだということ。

そして弱いと思って馬鹿にしているいるあの人が

実はあなたなんだということ。


自分自身を信頼して欲しい。

焦らずずっと待っていて欲しい。

あなたはきっと気付くから。

あなたが今のあなたの状況になった理由に出会える時が必ず来るから。

そしたら全てを肯定できるようになる。


心配しなくていい。

あなたは一人じゃない。

ここに出てくるあなたは全て僕だから。


────────────────────────────
 編集後記
────────────────────────────
前回ご紹介した『モモ』の著者ミヒャエル・エンデのもう一つ
の代表作『はてしない物語』を今週読みました。

今回もその中から、私の気に入った一箇所を紹介します。

本を読んでいるうちに物語の中に入っていった主人公の少年「バスチアン」
とその中で出会ったライオン「グラオーグラマーン」のやりとりです。

◆◇


バスチアン(少年)はライオンに宝のメダルの裏に記された文字を見せて
たずねた。

「これは、どういう意味なんだろう?

 『汝の 欲する ことを なせ』

 というのは、僕がしたいことはなんでもしていいっていう
 
 ことなんだろう、ね?」


グラオーグラマーン(ライオン)の顔が急に、はっとするほど
真剣になり、目がらんらんと燃えはじめた。

「ちがいます。」

あの、深い、遠雷のような声がいった。

「それは、あなたさまが真に欲することをすべきだということです。
 あなたさまの真の意志を持てということです。これ以上むずかしい
 ことはありません。」

「僕の真の意志だって?」

バスチアンは心にとまったそのことばをくりかえした。

「それは、いったい何なんだ?」

「それは、あなたさまがご存じないあなたさまご自身の深い秘密です。」

「どうしたら、それがぼくにわかるだろう?」

「いくつもの望みの道をたどってゆかれることです。一つ一つ、最後まで。
 それがあなたさまご自分の真に欲すること、真の意志へと導いて
 くれるでしょう。」

「それならそれほどむずかしいともおもえないけど。」バスチアンはいった。

「いや、これはあらゆる道の中で、一番危険な道なのです。」ライオンはいった。

「どうしてだい?」バスチアンはたずねた。「僕は恐れないぞ。」

「怖れるとか怖れないとかではない。」グラオーグラマーンは声を
荒らげていった。

「この道をゆくには、この上ない誠実さと最新の注意がなければならないのです。
 この道ほど決定的に迷ってしまいやすい道はほかにないのですから。」

◆◇

今日紹介した文章を書いていた頃の私は、自分の「わがまま」を
徹底的に追及しはじめた頃でした。
最初は簡単に言うと、徹底的に遊んでいました。
そして、追及していくうちに自分の「わがまま」の形が少しずつ
変わっていきました。
今もその形は変わり続けているように感じます。

バスチアンは、どんな道を歩むのか。
そして、真の意志に辿りつけるのか。
気になる方は、是非『はてしない物語』を読んでみてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆◇◆Muzinzo発行◇◆◇

吉澤武彦 Takehiko Yoshizawa
twitter:takehiko_y
facebook:http://facebook.com/takehiko.yoshizawa

バックナンバーは下記で確認できます。
http://muzinzo.blog47.fc2.com/
★このメールニュースは転送、転載大歓迎です。
メールフォーム
購読希望の方は、件名「Muzinzo購読希望」でお送りください。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

吉澤武彦

Author:吉澤武彦
日常全てが夢である

360°の方向性と
無限大の可能性を心と体全体に感じながら

自由に

大きく

繊細に

大胆に

この地球というキャンパスに

おもいっきり表現していきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
フリーエリア
アクセス数
twitter
音声です。
FMわいわいで2010年3月1日に放送された内容です。キャンドルナイトワンピースとTENSEIブーメランの事について紹介しました。
気軽にやってみてください!
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。